トキワ荘と編集者丸山昭展 ‐丸山昭旧蔵資料から -トキワ荘MMコレクション企画vol.5-
左:丸山昭著『まんがのカンヅメ』1993年 ほるぷ出版
右:丸山昭氏 1998年1月 『少女クラブ』同窓会にて
会期:10.14(水)~2027.3.22(月・休)
||開催概要
手塚治虫の担当を皮切りに、戦後のマンガブームを牽引した名編集者・丸山昭。トキワ荘のマンガ家や関係者から贈られた初版本を中心に紹介します。
トキワ荘マンガミュージアムのコレクションとは
所蔵作品を紹介するMMコレクション企画も5回目となりました。
当館は、ともにトキワ荘の作家である永田竹丸とよこたとくお旧蔵の作品資料を所蔵しています。そして今回は編集者丸山昭資料を初めてご紹介します。
編集者としての丸山昭
作家のベストを引き出すのが仕事で、自分は人前に姿を見せてはならない―そう教育されたと語る丸山(1930-2016)。1953年、講談社(大日本雄辨会講談社)に入社し、少年・少女漫画誌に携わるなかで、手塚治虫担当編集者としてトキワ荘に通います。やがて『漫画少年』を通してトキワ荘に集った若き漫画家たちと深くかかわっていきました。漫画家をカンヅメにした話から、『まんがのカンヅメ―手塚治虫とトキワ荘の仲間たち』と名付けられた著作もあります。
今回は多くの丸山資料のなかから「トキワ荘」が題名にあるものを展示します。
トキワ荘の投稿家
丸山資料のなかには、「トキワ荘グループ 投稿家たち」と小さく記された写真があります。写っているのはいずれも青年たち。企画展示室・つのだじろう展で紹介されている写真の一枚と同様のものでしょう。
1996年に『トキワ荘の青春』として映画化される際に使われた俳優たちのポーズは、上記の写真に倣ったものでしょう。丸山はこの映画制作にも協力していて資料を所蔵、それらも展示いたします。
丸山資料は初版が多い
今回紹介する資料のうち、漫画家たちの著作はすべて初版です。これは、著者たちが丸山に著作を贈ったことを示しています。石ノ森章太郎、赤塚不二夫、水野英子とは特に親しく、1998年の『少女クラブ』同窓会で丸山が手にしているのは、「丸さん、ありがとう!」と彼らから贈られた寄せ書きです(写真右)。トキワ荘が取り壊されてからも、丸山とトキワ荘グループの縁は深かったことを物語っています。
|| 会場
豊島区立トキワ荘マンガミュージアム2階14号室、1階廊下
<トキワ荘MMコレクション展バックナンバー>
vol.1 森安なおやとよこたとくおの貸本マンガ展
vol.2 トキワ荘の植物-トキワ荘MMコレクション展vol.2-
vol.3 永田竹丸と原一司展-トキワ荘MMコレクションvol.3-
vol.4 国宝とオノマトペ展‐トキワ荘MMコレクション企画vol.4‐
|| インフォメーション
会期
10月14日(水)~ 2027年3月22日(月・休)
開館時間
10:00から18:00(入館は17:30まで)
休館日
月曜日(祝日の場合は翌平日)、展示替え期間(11月24日~12月上旬予定)、年末年始(12月28日~1月4日)
入館料
同期間中に開催する特別企画展観覧料でトキワ荘マンガミュージアムを全てご覧いただけます。
開催中の特別企画展の詳細はこちら
➤特別企画展 「生誕90周年記念 つのだじろう なんでも描いてやろう!」 (11/23まで)
||関連事業 -ギャラリートーク-
主催等
主催:豊島区立トキワ荘マンガミュージアム



