よこたとくお『満月の剣光』（扉絵）

展示全景

会期：4.5(土)～

|| 会場

豊島区立トキワ荘マンガミュージアム２階15号室　(東京都豊島区南長崎3丁目9-22)

||開催概要

2025年7月、トキワ荘マンガミュージアムは開館5周年を迎えます。それに伴い、本年4月よりトキワ荘マンガミュージアムに所蔵するコレクションを展示し、来館者にミュージアム資料を知っていただくコレクション展をシリーズで開催することといたしました。
今回のvol.1では、トキワ荘で暮らした、森安なおや（「のらくろ」でお馴染みのマンガ家・田河水泡の弟子でもありました）とよこたとくお（学研の学習マンガなども執筆）の初期作品である1950年代の貴重な貸本マンガを展示します。

※会期終了後、展示を入れ替えてコレクション展を継続します。お楽しみに！

||プロフィール

♢森安なおや（1934年～1999年）
トキワ荘入居期間：1956年～同年末
岡山県岡山市生まれ。
「のらくろ」などが代表作のマンガ家田河水泡の元で半年ほど弟子入りをしていた。
独立後は貸本マンガを中心に少女マンガを描く。
代表作は「いねっ子わらっ子」「赤い自転車」など。
トキワ荘には、居住先を探している時に鈴木伸一から『昼間に僕の部屋を使って描いたら』と言われ、居候する形で入居する。

♢よこたとくお（1936年～2022年）
トキワ荘入居期間：1958年～1961年
福島県田村郡七郷（現田村市）生まれ。
上京後、石ノ森章太郎が主宰の「東日本漫画研究会」に参加して『墨汁一滴』に作品を執筆した。
デビュー作は貸本マンガ「山びこ剣士」。
代表作は「マーガレットちゃん」など。
トキワ荘へ入居する前から赤塚不二夫と東小松川の下宿先で共同生活をしていたが、
赤塚がトキワ荘へ移り住んでからしばらくして部屋が空いてから20号室へ入居した。

※石ノ森章太郎「ノ」は、「森」の「木」1 つ分の大きさが目安です。

|| インフォメーション

会期
令和 7年4月5日（土）～ 令和 7年7月27日（日）
開館時間
10:00から18:00（入館は17:30まで）
休館日
月曜日（祝日の場合は翌平日）
入館料
開催中の特別企画展「ぼくの漫画の歴史　山田貴敏展　～Dr.コトーと仲間たち～」特別観覧料でトキワ荘マンガミュージアムを全てご覧いただけます。
特別企画展の詳細はこちら
➤特別企画展「ぼくの漫画の歴史　山田貴敏展　～Dr.コトーと仲間たち～」

主催等

主催：豊島区立トキワ荘マンガミュージアム