【イベントレポート】企画展関連イベント「鈴木伸一先生関連作品上映会」 レポート

2024.06.19

5月26日(日)、トキワ荘通り 昭和レトロ館にて《特別企画展「鈴木伸一のアニメーションづくりは楽しい!!~トキワ荘からアニメの世界へ~」関連イベント「鈴木伸一先生関連作品上映会」を開催いたしました。
たくさんのご応募、ご参加ありがとうございました。

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作品上映の前に鈴木先生から作品にまつわるエピソードなど貴重なお話をいただき、時には会場から笑い声も起きるなど、終始、和やかな上映会となりました。

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横山隆一先生との出会いやおとぎプロでの初期作品の製作秘話など、鈴木先生からお話しいただいた中から、いくつかご紹介します。

●『プラス50000年』誕生秘話
鈴木先生が横山先生と「くじらは元々地上の生物だったのではないか」と話したことがきっかけとなり、『おとぎの世界旅行』の製作期間中に一か月ほどで作品は完成されました。

●『インスタント・ヒストリー』
当時は7人のアニメーターがいたため、一週間で1本、その日の出来事をアニメーションとして製作していたそうです。

●「G9+1」結成秘話と製作エピソード
鈴木先生が福島治先生と話している時に『グループを作って(アニメーションを)やろうじゃないか』と言ったことが「G9+1」結成のきっかけになったそうです。
活動の世話役を担う和田敏克先生は中堅のため、『+1』とカウントされることになり、2004年に「G9+1」が結成されることになりました。
製作方法については、大まかなタイトルだけ話し合いで決めた上でアニメーション作りをしていると仰っていました。

魅力あふれるエピソードの数々。
貴重なお話をいただきありがとうございました。